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「何もしたくない日」は、心のメンテナンス日

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朝起きた瞬間から、やる気がまったく出ない日。
家事も仕事も面倒で、SNSを見る気にもなれない。
そんな日があると、「自分、ダメだな」って思ってしまう。

でも本当は、“何もしたくない日”って悪い日じゃない。
心が「そろそろ休憩したい」と教えてくれているだけなんですよね。

① 心が疲れるのは「頑張った証拠」

わたし、昔は「常に前向きでいなきゃ」と思い込んでいました。
どんなに疲れていても、笑顔でいようとか。
でも、そんな自分に一番疲れていたのかもしれません。

人の心って、スマホと同じで充電が必要なんですよね。
ずっと動かしていたら、いつか電池が切れる。
だから「何もしたくない日」が来るのは、自然なこと。

むしろ、「よくここまで動いてきたね」と
自分をねぎらう日なのかもしれません。

② 休む=止まるじゃなく、“整える”こと

ベッドでごろごろするのもいいけれど、
わたしはそんな日こそ「整えること」に意識を向けます。

たとえば、冷たい水で顔を洗う。
ベランダに出て空を見上げる。
部屋の空気を入れ替える。

それだけでも、心がほんの少し動き出す。
“何かを頑張る”より、“何もしていない自分を受け入れる”ほうが、
ずっと優しいエネルギーになる気がします。

③ 「今日はメンテナンス日」と宣言してみる

罪悪感を感じやすい人ほど、
「休む=サボる」って思いがち。
でも、“メンテナンス日”って言葉に変えると、
ちょっと気持ちが楽になるんです。

家電だって定期的に掃除が必要だし、
車もオイル交換しなきゃ動かない。
人間だって同じです。

“何もしない”じゃなくて、“整える日”。
そう思えるだけで、休み方の質が変わる。

明日また頑張れるように、今日は静かに呼吸する日。
それだけで十分、意味のある時間です。

やる気が出ない日も、自分を責めなくていい。
「何もしたくない」は、ちゃんと頑張ってきたサイン。
お茶を淹れて、深呼吸して、今日は静かに整える——
そんな時間こそ、心のいちばんのご褒美かもしれません。