夜のひとりごと PR

週末に予定がない日の過ごし方

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土曜の朝。
目が覚めたのに、時計を見ても起きる気にならない。
カーテンの隙間から光が差し込んでるけど、
「今日はどこにも行かなくていい」と思うだけで、少しほっとする。

若い頃は、予定がない週末が苦手だった。
「誰かと会わなきゃ」「外に出なきゃ」って焦ってた。
でも今は、何もない日にこそ、自分を取り戻せる気がする。

掃除機をかけて、洗濯して、ゆっくりコーヒーを淹れる。
それだけで、ちゃんと“生活してる”って思える。
SNSではみんな楽しそうにお出かけしてるけど、
わたしは静かな部屋のほうが落ち着く。

午後からは録画しておいたドラマを見て、
途中でうたた寝して、気づけば夕方。
誰にも気を遣わず、誰にも合わせずに過ごす時間って、
ほんとうに贅沢だなと思う。

昔のわたしなら、こんな日を「退屈」と思っていたかもしれない。
でも今は、「退屈」こそがちょうどいい。
自分をリセットして、また来週もやっていけるように、
静かな時間を大切にしたい。

誰かと過ごす週末もいいけれど、
誰にも会わない週末も、案外悪くない。