留学準備はひとりで抱え込まなくていい
「留学してみたい」と思った瞬間から、急にやることが増える。
ビザ、学校選び、住む場所、費用、語学レベル、保険。
検索ボックスに打つキーワードが、どんどん増えていく。
最初は「ちょっと行ってみたいな」だったはずなのに、気づいたらタブが20個くらい開いていて、どれも読み終わってない。
今は気分じゃない、後でちゃんと読もう。そう思って残したタブなのに、もう一度開くのが億劫で仕方ない。
検索沼に沈んでいた日々
韓国に行くと決めたとき、最初の数週間はほぼ検索だけしていた。
留学エージェントのサイト、個人の留学ブログ、語学堂の公式サイト。
情報はたくさんある。
でも、サイトによって費用の数字が全然違う。
「3ヶ月で50万」と書いてあるページの隣で、「最低でも100万は見ておくべき」と書いてある。
どっちなんだ。
ビザの申請方法のページを開いたときは、もう半分閉じかけていた。
こんなに面倒なら観光ビザ、旅行でいいやと何度も思った。
気持ちが固まってきたタイミングで、手続きの煩雑さに押し戻される。
これが一番もったいない。
妄想だけなら、わりと楽しい
最近は、もっと気軽な入口がある。
留学中の人のYouTubeやSNSをのぞくだけでも、雰囲気はかなりわかる。
どんな部屋に住んでいるか、どんな1日を過ごしているか、語学学校の様子はどんな感じか。
生活そのものが、いくらでも見られる。
ベッドの上で動画を見ながら「これが現実逃避ってやつだな」と自覚するときがある。
でも、これがけっこう良い。
今いる場所から少し気持ちが離れて、ちょっとだけ呼吸が楽になる。
妄想で終わってもいい。ただ眺めるだけの時間も、悪くない。
検索の続きを、人に喋らせる
「ちょっと本気で考えてみようかな」というフェーズに入ったら、検索を続ける代わりに、誰かに聞いてみるという手がある。
留学エージェントというのは、その「誰か」の役割をしてくれる。
費用感、必要な手続き、学校選びのポイント。
タブを20個開いて読み比べる作業を、ひとことの質問で済ませられる。
わたしは当時、これをうまく使えていなかった。
全部自分で調べようとして、つまづいて、発狂。その繰り返し。
最初から聞いていれば、たぶん半分の時間で済んだ。
検索ボックスとひとりで向き合わなくていい
新しいことを始めようとすると、「全部自分でやらなきゃ」という気持ちになりやすい。
特に、今の生活がしんどいときほど、その傾向は強くなる。
誰かに頼ることに、なんとなくブレーキがかかる。
でも、留学の準備で「自力で完結させること」に、ポイントなんてつかない。
YouTubeで妄想する。SNSで雰囲気を知る。気になったらエージェントに話を聞いてみる。
検索沼にハマる前に、誰かに聞いてしまえばいい。
留学するかどうかは、まだ決めなくていい。
ただ、ネットの海に漂う情報たちとひとりで向き合い続けるのだけは、もうやめてもいいんじゃないかと思っている。





