留学したい。ずっとそう思っていたのに、何年も動けなかった時期がある。

今思えば、その原因のひとつは「隣の芝生」を見すぎていたことだった。

SNSで見る「もう行動してる人」に、勝手に焦っていた

SNSを開けば、留学している人、キャリアチェンジしている人の投稿が目に入る。
「あの人はもう行動してるのに、自分は何をしてるんだろう」。比較するたびに、焦りだけが積もっていった。

焦っているのに、動けない。その矛盾が一番つらかった。

カンナ
カンナ
他人の進捗バーを見て焦る、という不毛な運動を毎晩していた。

比較していたのは、他人の「結果」だけだった

あるとき気づいたのは、SNSで見えているのはあくまで結果の部分だけで、その人が悩んだ過程や失敗は見えていない、ということだった。

华やかな投稿の裏にある、地味な準備期間や不安な夜は、絶対に流れてこない。見えている部分だけを比較しても、意味がなかった。

カンナ
カンナ
ハイライトだけ見て自分の日常と比べる、という不公平な試合をずっとしていた。

比べる相手を、他人から過去の自分に変えた

それからは、比べる対象を意識的に変えるようにした。他人ではなく、半年前の自分。1年前の自分。

「あのころより、少しでも前に進んでいるか」だけを見るようにしたら、焦りが減って、代わりに小さな行動が積み重なるようになった。

カンナ
カンナ
比較する相手を変えただけで、同じ性格なのに全然楽になった。

動き出すのに、特別な準備はいらなかった

結局、留学に向けて最初にやったことは、資料を1件取り寄せてみることだった。決断でも何でもない、ただの小さな一歩。

その一歩を踏み出してから、驚くくらいスムーズに物事が進み始めた。動けなかった数年間が嘘みたいだった。

カンナ
カンナ
隣の芝生を見るのをやめたら、自分の足元の芝生に気づけた。それだけの話。